「チェンソーマン」ー心臓に悪魔を宿したデビルハンターを描く「藤本タツキ最高傑作」
ジャンプ史上最も小さな夢を持つ少年、デンジを描く今最も勢いのある漫画。その名も「チェンソーマン」。
作者は一部界隈で有名な「ファイアパンチ」の藤本タツキ先生です。彼の織り成す独特なセリフ回しと、予想できない展開の数々に連載開始当初から魅了され続けているファンは多数。現在ジャンプコミックスは6巻まで発売中。累計発行部数は１６０万部を突破しています。
目次
- あらすじ
- キャラクター
- 個人的に思う事
- 総合評価
- おわりに
「チェンソーマン」レビュー
あらすじ
「悪魔」と呼ばれる存在が日常に蔓延る世界。少年デンジと「チェンソーの悪魔」のポチタは、死別した父親の借金を返すため、悪魔を駆除する「デビルハンター」を主な仕事としながらなんとか生計を立てていた。ある日デンジは、仕事を斡旋していたヤクザに騙され、「ゾンビの悪魔」によってポチタと共に殺害されてしまう。しかし、ポチタはデンジの血を飲んだことで蘇生し、デンジの身体を修復するためデンジの心臓となる。
復活したデンジは「チェンソーの悪魔」へと変身する力を手に入れ、ゾンビの集団を一掃する。撃退に成功したデンジは現場に駆け付けた公安のデビルハンターであるマキマに導かれ、その身を公安によって管理されることになる。
キャラクター
本作では、数多くの魅力的なキャラクターが登場する。全員が個性的過ぎて、固唾をがぶのみしてしまうほどだ。
デンジ
本作の主人公。
死別した父親の借金を肩代わりし、目玉や腎臓、金玉をヤクザに売り飛ばすほど追い詰められていたが、ポチタと合体する事により不死身の肉体を得る事になる。義務教育は受けておらず、デビルハンターとなってからはコロコロコミックと教育テレビで学習をしている。ジャンプ史上１のバカであると同時に憎めない愛されキャラ。マキマさんをこよなく愛している。
ポチタ
デンジの相棒である「チェーンソー」の悪魔。かつては地獄で恐れられていた悪魔だったと言われている。
マキマ
本作のヒロイン。
デンジの上司にあたる公安のデビルハンター。彼女については謎が多く、敵なのか味方なのか、ファンの間でも議論が頻発している。作中最強クラスのデビルハンターである。多分ドS。
パワーちゃん
虚言癖akaカルロスカイザーみたいな人。一応「魔人」と呼ばれる人間の死体を乗っ取った悪魔です。きちがいです。まじでレスバさせたら最強だと思います。この漫画のメインヒロインはワシにきまっとるじゃろう！！って言いそう。
アキ
デンジの上司にあたる人物。
作中屈指のイケメンであり、タバコを吸う。かっこいい・・・だいしゅきなのぉ・・・
銃の悪魔
本作のラスボス的位置づけの悪魔。
たった２６秒間日本に上陸しただけで６万人弱の命を奪ってしまう圧倒的な存在。
ビジュアルは今だ解禁されておらず、謎に包まれている。
個人的に思う事
―はい。ここまで真面目に作品紹介してきたけど、パワーちゃんの紹介あたりから我慢できなくなりました。俺にしたら頑張った方じゃないでしょうか・・・。
でもね！とにかくいえる事は、怠惰な私がここまで真面目に記事書いちゃうほど魅力的な漫画だって事なんですよ！
正直ジャンプの歴史の中で、こんな漫画は読んだことないです。
グロエロ描写多数ですし、倫理観ゼロの主人公もそうですし。設定だけ見たら凄くありがちな漫画なんですが、新たなエンターテイメントが出てきたなって初めて読んだときは感動しました。
特に俺が感じた魅力は、登場人物の９割がキチガイなところ。ジェットコースター並みの展開の速さ。敵デザインの格好良さ。セリフ回しの面白さ。見開きの迫力。等など、正直語り切れないくらいあります！
総合評価
★★★★★（星５つ！）
完結済み作品を除いて、歴代未完結作品ベスト５に入る傑作です。
おわりに
どうだったでしょうか？
正直、作品が作品なだけにアニメ化は難しいと言われている本作ですが、是非一度は読んでほしいです。今現在、「ジャンプ＋」というアプリで第一話が無料公開されているのでもし興味を持たれた場合は是非読んでみてください！Amazonのリンクも一枚目の写真に記載させていただいてるので、購入はそちらからお願いします。
ｐｓ
ブログ投稿２回目にして結構凝ったもん作ったので割と燃え尽き症候群です…
紹介してほしい漫画等ありましたらコメント欄にお願いします( ;∀;)
